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2019.5.18

華揚聯衆と秦始皇帝陵博物院が戦略提携を発表

2019年5月18日の「5.18国際博物館の日」を記念したイベントが秦始皇帝陵博物院で開催され、秦始皇帝陵博物院と華揚聯衆は、戦略的提携の意向を表明するとともに、同イベント現場において、両社の戦略提携に関する基本契約書の調印が行われました。

秦始皇帝陵博物院は、帝陵遺跡公園をメインとした大型遺跡博物館です。秦始皇帝陵博物院は、これまで世界文化遺産として、数十年間整備を進め、独自のスタイルで遺跡分野の博物館の中の模範となりました。文明を伝承する責任をもって秦文化展示研究の主力となり、秦始皇帝陵博物院は、すでに現代人類の最も重要な博物館の1つとして数えられています。


華揚聯衆は、国内初の、全チャネルマーケティングを統合した情報技術サービス会社であり、市場シェア及び営業規模はいずれも業界トップレベルです。この数年間、華揚聯衆は、デジタルマーケティングの領域で実績を深めると同時に、文化情報の発信、及びコミュニケーションを自らの責任と捉え、デジタルの力で地域や時空を越えた文化交流の発展に力をいれています。華揚聯衆が主催する「中国目的地観光と国民イメージフォーラム」は、今年で3回目の開催を迎え、同フォーラムでは、ソーシャルメディア時代の観光目的地イメージの構築とそのメンテナンスに焦点を当て、デジタルの視点から、旅と文化の情報発信事業を見直しています。また同時に、華揚聯衆自身も、米国国家観光局、大英博物館、メトロポリタン美術館を含む多くのお客様に対して高品質なデジタルマーケティングソリューションを提供するなど、デジタルテクノロジーを利用して観光文化の普及に取り組んでいます。


今回の提携は、中国文化産業領域における異業種間の提携であり、今後双方は秦始皇帝陵博物院に関連するブランド情報発信、文化IPの統合開発とその情報発信、デジタルインタラクティブ体験技術とその応用、文化的クリエイティブ商品の開発などの面について深く協力し、相互に力強いサポートを行って参ります。


秦始皇帝陵博物院院長侯寧彬氏と華揚聯衆の創設者兼董事長蘇同氏が出席し、戦略的提携に関する基本契約を締結しました。陝西省文物局局長羅文利氏、陝西省文物局副局長周魁英氏、陝西省文物局副局長賈強氏、秦始皇帝陵博物院党委員会副書記の王潤録氏、陝西新画幅観光メディア総経理沈一康氏が同席し、本調印式に参列しました。


戦略提携調印式


2019年の「国際博物館の日」のテーマは、「文化の中枢である博物館:伝統の未来」ということで、秦始皇帝陵博物院院長の侯寧彬氏は、時代の発展に伴い、博物館は静止不動の機構ではなく、文化の中枢、クリエイティブと知識が統合したプラットフォームであり、よりインタラクティブに、柔軟に、適応性を持つように変化している、と語りました。またどうやって技術面で、過去、現在、未来の文化を有効的に繋ぎあわせるか、また如何にして、技術、歴史的情報(ストーリー)、体験のあいだの関係を均衡を保つかについてこそが、これからの博物院が取り込むべき重点になるだろうと述べました。


秦始皇帝陵博物院院長 侯寧彬氏


「5.18国際博物館の日」イベントにおける重要な構成要素として、5月18日午後に開催された「デジタルテクノロジー」学術講座の席で、華揚聯衆創設者兼董事長である蘇同氏は「デジタルテクノロジーで、中国の原生文明を表現する」をテーマに素晴らしい講演を行いました。博物館の新たな公共性と新たな使命、民族文化の核心的価値観の構築と、秦始皇帝陵博物院の未来文化創造、そしてその情報発信のあり方といった三つのパートで構成し、如何にして、現代のデジタルテクノロジーによって中国の原生文明を創造し、そして情報発信するか、文化に対する自信を持ち合わせ、そして文化を創造する、そのプロセスについて述べました。


華揚聯衆創設者兼董事長 蘇同氏


蘇同氏はスピーチにおいて、若者は、今日の主たる消費属性であり、またすべての世界にとっての未来となる存在です。彼らこそが、未来における博物館文化の最も大切なお客様であります。一般的に見れば、博物館は歴史の担い手ですが、博物館も、歴史を創造しているということを意識する人は少ないかもしれません。将来的な視点から現在や過去を見る、文化産業の核は、価値観の伝達にあるのです。デジタルテクノロジーの出現は、伝統文化の情報発信に対して、より多くの可能性を提供してくれました。我々は、中国の原生文明における価値観や文化体系をしっかりと守っていくと同時に、伝統文化は若者層と、もっと多くの対話機会を創造し、歴史と未来の溝を打ち破り、心を繋ぎ合わせる必要があります。時代は我々に対して、デジタルテクノロジーによって中国の原生文明を紹介できる最高の機会を与えてくれました。テクノロジーがその成果を果たしていることを伝承し、未来に向けたIP価値を構築することは、今後の中国文化の創造とその情報発信の重要な方向となるでしょう。


イベントの終わりには、陝西省文物局局長の羅文利氏よりスピーチがあり、博物館は将来、教育の主体となって若者層と向き合い、どのように文化財の尊厳を生かしていくか、だけではなく、博物館を新時代の文化伝承と情報発信の担い手として考え、価値観の方向性を正確に導きつつ、中国民族文化の核心的価値観を創造し、また伝えていく必要があると述べました。


陝西省文物局局長 羅文利氏


秦始皇帝陵博物院

秦始皇帝陵博物院は、帝陵遺跡公園をメインとした大型遺跡博物館です。この博物院は、始皇帝陵とその背景にある歴史を主体とし、教育、科学研究、観光、レジャーなど、多様な役割が融合した公共文化空間です。

秦始皇帝陵の配置は緻密で、規模が大きく、重大な歴史的、科学的また芸術的価値を有しています。現在、秦始皇帝陵では、すでに各種類の副葬場、副葬墓など600か所余りが発見されています。1961年、秦始皇帝陵は、国務院による第一期の全国重点文化財保護機構として発表され、1987年、ユネスコによって、始皇帝帝陵(兵馬俑坑を含む)は、《世界遺産リスト》に登録されました。


華揚聯衆

華揚聯衆数字技術股份有限公司(Hylink,株式code:603825)は1994年に設立し、北京に本社を置き、上海、広州、深セン、香港などの主要都市に複数の支社や子会社を設立しています。また、ソウル、ロサンゼルス、ニューヨーク、ロンドンにも事務所を設け、海外業務を展開しています。

華揚聯衆は、中国国内初の、全チャネルマーケティングを統合した情報技術サービス会社であり、その傘下には、情報技術マーケティングサービス、メディアチャネルデータプラットフォーム、文化メディアIPコンテンツなど、三つの優位性ある業務テーマを有します。これらを統合し、高効率に連動させ、商業データから全チャネルのマーケティングのフィードバックを行いながら、急速に変化する競争環境の中でビジネスパートナーの実現価値の最大化に貢献し、さらにはビジネスの力で、より良い生活を創造して参ります。

これまでに、華揚聯衆は市場シェアと営業規模において業界をリードしてきました。また、これまでに国内、国際マーケティング及びクリエイティブコンペティションにおいても、各種の賞を多く獲得し、またカンヌライオンズ 国際クリエイティビティ・フェスティバルでは、審査代表として二回選出されております。「協力と互恵、人に役立つ科学技術、そして高効率な行動力」の価値観で、華揚聯衆はこれからも革新の中を前進し続け、業界をリードして参ります。

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