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2021.8.19

映画「大地と白い雲」8月21日(土)より岩波ホールほか全国公開

第32回東京国際映画祭コンペティション部門で「最優秀芸術貢献賞」、第33回中国金鶏奨で「最優秀監督賞」を受賞した中国映画『大地と白い雲』(中国語原題、『白雲之下』)が、8月21日(土)より岩波ホールを皮切りに全国公開されます。

公式サイト http://hark3.com/daichi/


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現代の価値観と遊牧民としてのアイデンティティの軋轢

映画「大地と白い雲」は、華陽聯衆(Hylink)傘下の子会社である旗帜(上海)数字传媒有限公司(Authrule Digital Media)、青年電影製片廠、無锡超導影視制作有限公司が共同で制作。監督には王瑞(ワン ルイ)、陳枰(チェン ピン)が脚本、王海龍(ワン ハイロン)がプロデューサーとして参加している。


内モンゴルに広がるフルンボイル草原に暮らす一組の夫婦。夫のチョクトは都会での生活を望んでいるが、妻のサロールは今の暮らしに満足している。ここではないどこかへ思いを巡らせ、ふらりといなくなるチョクトに腹を立てながらも、愛するサロール。どこまでも続く大地、空を流れる白い雲。羊は群れをなし、馬が草原を駆けぬける。しかし、自由なはずの草原の暮らしにも少しずつ変化が訪れ、徐々に二人の気持ちがすれ違いはじめる。そして、ある冬の夜、二人は大きな喪失を経験する。その日を境に、サロールと草原で生きる覚悟を決めたチョクトだったが…。


本作は、2019年第32回東京国際映画祭コンペティション部門で「最優秀芸術貢献賞」、第33回中国金鶏奨で「最優秀監督賞」を受賞したと同時に金鶏奨の長編映画賞、監督賞、撮影賞、編集賞の4部門にノミネートされました。2019年の上海国際映画祭「一帯一路」映画週間、2020年の「シルクロード国際映画祭」にも上映されています。

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